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ミス・マープルシリーズ長編12作中の8作目。

ジェーンおばさんが、甥っ子のレイモンドの計らいで
西インド諸島に静養中に起こる事件。

これも素直に読むと、かなり初期から犯人がわかってしまいます。
なので個人的には、犯人あてとか推理の部分ではなく、
ジェーンおばさんと、このお話に出てくる頑固者で
口の悪いおじいさんとのテンポよい会話を楽しんだ、という感じでした。

場所が場所なだけに、いつものジェーンおばさんの
仲良し友達たちが出てきません。
そこが、わかってるといえばかわっていたところかも。

それからこれは個人によって好みがあるかもしれませんが、
訳がちょっと独特な感じを受けました。
はっきり言ってしまうと、ちょっと読みにくかったかな。。

あとがきをみると、これ以降に出版された
「復讐の女神」と幻の1作とあわせて
復讐の女神3部作になるはずだったらしいですね。
完成しなかったのが、ちょっと残念です。




カリブ海の秘密


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ミス・マープルシリーズ長編12作中の7作目。

以前に何度か読んだはずなんですけど、
読み返すまですっかり内容を忘れていました。
なぜかって、自分、列車物苦手なんですよね(ノ∀`)
特に、時刻表トリック。

何時の電車でどこからどこまでやってきて、
こうやって乗り換えなけりゃいけないから彼には完璧なアリバイがあるね


とか言われても、もうサッパリわかりません(;´д`)
なので、探偵及び刑事がめでたくトリックを見破っても
一体どう凄いのか皆目わかってなかったりしますヽ(;´Д`)ノ

どうもね、この小説のタイトルがそんな列車モノを思わせるのですよ。。
でも!
実際の中身はちょっと違います。
もちろん事件は列車から始まるのですが、
ジェーンおばさん独自の捜査により怪しいと目星をつけた場所に、
なんと、ジェーンおばさん特製スパイを送り込むのです。
そして、そのスパイと犯人と思われる人々とのロマンスも見所だったりします。

だけどなんていうか、読後にちょっと消化不良になります。。
なんで?って言われると困るんですけど、
犯人とか動機とかロマンスの行方とか、
なんか全てにおいてちょっぴり消化不良気味な終わり方なんです。
いや、それを狙ったものなのかもしれないんですけどね。
とりあえず自分としては、そのせいであまり覚えてなかったみたいです(^^ゞ




パディントン発4時50分




ミス・マープルシリーズ長編12作中の6作目。

ジェーンおばさんの長編の中で、今のところ一番好きかも??
クリスティーお得意のマザーグースを使った童謡殺人です。
日本でいうと横溝正史なんかが有名ですね。
わらべ唄どおりに殺人が起こったりするアレです。

ちょっと脇道にそれますが、クリスティーの童謡殺人といえば、
そして誰もいなくなった」がとにかく秀逸だと思います。

その辺と比べてしまうと、童謡殺人としてはちょっと完成度が低いかなぁという気もします。
ちょっとね、ムリに童謡にあわせたようなところもあるので。
ただ、ストーリー自体がとても面白いです。
誰が犯人なのか、かなり後の方まで迷うこと必死です。
残念ながらジェーンおばさんは、おばさんの知り合いが殺されて初めて関わってくるので、全体を通すとかなり後の方にならないと出てきません。
登場してからも裏方(?)が多くかなり控えめな感じですが、ストーリー自体を楽しめる作品なので、お薦め度大です!




ポケットにライ麦を

ミス・マープルシリーズ長編12作中の5作目。

ジェーンおばさんが友人に頼まれて、古い友人の警護(?)のために、
単身ある屋敷に乗り込むという、ちょっと勇ましいストーリー。
最初から最後まで通してジェーンおばさんが絡むので、
ジェーンおばさんのファンにはたまらないかも。

ただ、トリック的には「ん?魔術?」という感じでした。
最初のうちから、よーく考えると犯人は他にいないんじゃない
っていうぐらいはっきりしているような気がするのは、
私の見方がもうちょっとひねくれているせいでしょうか(´ー`)
ただね、動機が思いつきません。
動機の点とジェーンおばさんの軽快なおしゃべりに引き込まれて、
最後まで楽しく読める一冊でした。




魔術の殺人



ミス・マープルシリーズ長編12作中の4作目。

チッピング・クレグホーンという平和な村の平和なローカル新聞に
とある朝、「殺人お知らせ申し上げます」という広告が載せられます。
それを見た村人が興味津々に集まって・・・。

なかなか突拍子もない展開から始まるこのストーリー。
実は、ミス・マープルシリーズではかなりの有名どころらしいです。

確かにテンポもいいんですけど、個人的には今のところ、
長編では「ポケットにライ麦を」が一番好きかも。
まだここにこそ書いてないんですが、かなりのお気に入りです。
でも、一番はなんと言っても「火曜クラブ」ですが。

そうそう、チッピング・クレグホーンには、バンチという
ジェーンおばさんの遠縁にあたる方が住んでます。
牧師婦人で気のいいバンチは、他にも短編
「教会で死んだ男」(「教会で死んだ男」に収録)にも登場します。




予告殺人


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最初は、あまりに増えすぎた蔵書の内容を把握しようと、
自分の覚え書き用に細かなあらすじを書こうと思ったこのカテゴリー。
気付けば、なんだかクリスティーについて
熱く語るコーナーになってますね?
自分がここまでクリスティー好きとは知りませんでした。
そういえば、読書感想文書くの好きだったなぁとか思い出したりもして。
まあ、そんなこんなで今後も気ままに更新していくつもりです。

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プロフィール
HN:とも
性別:女性
趣味:
読書、美容、お酒、楽しいこと全般
自己紹介:
最近、いろいろなことに目覚めました。
人生楽しまないと、損だよね。

大人になってからちょっと病気がち。
だけど、そんな自分をひっくるめて
楽しもうと思う、今日この頃です。

本体のホームページは半放置状態。
本体を大リニューアルするのが、
一生涯の目標です(笑)
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